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油絵の基本の基本 仕組みをまとめてみました

■油絵具の仕組み

油絵具は「顔料」と接着剤となる「乾性油」、そして数種類の「補助剤」をペースト状に練り合わせた物です。

■顔料

天然顔料と合成顔料とがありますが、品質・安全性・コストの面から、合成顔料がほとんどの絵具で使用されています。

顔料の物性の違いによって絵具の性質も大きく異なります。

■乾性油

乾性油が顔料を包み込んで画面に定着させ、酸素の影響でゆっくりと固まります。

完全に固化するまでに約6ヶ月〜1年かかります。

■補助剤

天然樹脂・合成樹脂:粘りや光沢を調整します

乾燥促進剤:各顔料の乾燥速度を調整します

体質顔料:顔料の特性の差を調整します

その他 石鹸・精製蜜蝋などがあります

■画溶液とは何でしょう

■乾性油

油絵を描くときに欠かせない植物性の油です。描画時の溶き油として使用し、絵具に最適な粘りを与えます。また、油絵具特有の光沢や透明感、重量感を生み出します。空気に触れると酸素の影響でゆっくりと固まり、顔料を画面に定着させつつ強固な絵肌をつくります。

完全に乾燥するには数ヶ月かかりますが、表面上は約5日〜2週間程度で、指触してべとつかない程度に固まります。

代表的な物に、リンシードオイル、ポピーオイル などがあります。

 

■揮発性油

サラサラした油で、主に油絵具や他の画溶液のうすめ材として使用します。

常温で短時間に揮発して、揮発後に画面に残りません。乾性油のように接着力はありませんが、流動性と溶解力に優れているため、絵具と混ぜて筆の運びを良くしたり、樹脂の溶剤として用いたりと、その用途は幅広く、油絵には欠かせない画溶液のひとつです。

代表的な物に、テレピン、ペトロール などがあります。

 

■調合溶き油(ペインティングオイル

乾性油・揮発精油・ワニス・乾燥促進剤などをあらかじめ調合した、初心者から専門家まで使用できる標準的な性能を持つ溶き油です。

描きはじめから仕上げまでそのまま使用できますが、制作段階に応じて揮発精油やワニスを加えて調節すれば、より効果的な描画が可能になります。

 

■ワニス

樹木などから抽出した天然の樹脂や、合成樹脂を揮発性油、乾性油あるいは有機溶剤で溶かした物です。主に画面の保護膜をつくり、また画面の光沢を調整する目的で使用します。接着力も高く乾燥も早いため、乾性油の補助剤としての役割もあります。

ワニスはその用途に応じて大きく3つに分けられます。

○描画用ワニス(パンドル)

パンドルとは「絵を描く」という意味です。描画時に油絵具や溶き油に加え、粘りや光沢を調整します。また、乾性油が固化するまでの間、表面に借りの塗膜を形成して外観上画面の乾燥を早め、画面を保護する働きがあります。

○加筆用ワニス(ルツーセ)

ルツーセとは「調整する」という意味です。制作途中に画面が乾いて部分的に画面のツヤが失われると、塗り重ねのときに色調を合わせるのが非常に困難になります。その際、加筆用ワニスを画面全体に薄く塗布すれば、画面に均一なツヤをもたらす事ができ、加筆が容易に出来ます。また、絵具層の表面をわずかに溶かし、塗り重ねの絵具となじみやすい状態にします。

○画面保護用ワニス(タブロー)

タブローとは「絵画作品」という意味です。完成した作品に保護膜をつくり、空気中の有毒ガスやほこりなどの汚染から守ります。作品完成後6ヶ月〜1年ほど経って完全に乾燥してから、画面全体に塗布します。

保護膜が汚れたら揮発性油などの溶剤で除去し、繰り返し塗り替えが出来ます。

 

■乾燥促進剤(シッカチーフ)

油絵具や溶き油にごく少量加えて、乾燥を早めます。

コバルト・マンガン・鉛などの金属化合物を含んでいます。

 

■クリーナー

使用後の筆を洗う石油系の洗浄液です。水溶性・非石油系の洗浄液もあります。

衣服やパレットの汚れも洗浄できます。